植木鉢で大根を育てた ひと冬の記録

あれこれ雑記

こんにちは。かめたろうです。
冬の味覚を育ててみたくて、庭もないのに大根作りに挑戦しました。
大根たちの成長の記録です。

準備したのは植木鉢とホームセンターの土

我が家に庭はありません。いままでの家庭菜園ごっこでトマトや枝豆など上に伸びていく野菜は作ってきましたが、地面の中で育てる根菜は初めての挑戦です。
今回使うのは実家からもらってきた植木鉢。たぶん9号(直径27㎝)か10号(直径30㎝)の大ぶりな植木鉢があったので、これで挑戦をしてみます。

今回は2つ植木鉢を準備しました。
土はホームセンターで買ってきた野菜と花用の20ℓの土を買ってきました。
投資額としては大根の種も含めて1,000円以下の出費です。

9月上旬 種まき

今回買ってきたのは『あまうま総太り冬自慢』
なんだかものすごいタイトルの大根です。大根の種ってブルーなんですね。

特に発芽させてから植え替える必要もないようなので、そのまま植木鉢に種を撒いていきます。
説明書きによると30㎝間隔で撒く必要があるみたいですが、直径がすでに30㎝なので出来るだけ間をあけて1鉢に4か所。1か所3.4粒を撒いてみました。

3日後 発芽から間引き

種を撒いて2日後には最初の1粒が発芽しました。3日後にはほぼ全部の箇所から発芽!
めちゃくちゃ発芽率高いです!
いままで夏野菜のトウモロコシや枝豆を育てましたがそれより全然ハイスピード。
まだまだ暑い盛りなので水やりだけは欠かせなくなります。

ベイビーな大根
にょきにょき生えてきます

種まきから10日もすると、全部の種が発芽して10㎝以上に成長してきます。
いわゆる『かいわれ大根』状態です。

すっかりかいわれ大根

そろそろ間引きが必要なので、密集して生えているところから成長の悪いものを間引きします。
まだまだ大きくなる前なので成長時の姿が想像できず、この時間引き作業で大失敗をしてしまいます。

その場で洗って食べてみましたが、お味は想像通り、そうとう辛かったです。
出来上がった大根も辛みが強いのでしょうか。

10月 葉っぱの成長期

10月に入り、葉っぱが大根っぽい形になってきます。
水を上げるだけでどんどん大きくなってきて愛着も湧いてきます。

10月中旬になるともうすっかり大根の葉っぱです。
このあたりで最後の選別で間引きをしましたが、御覧の通り極狭物件なので成長の良い株を2つくらい残してあとは抜いてしまうのが正解だと分かっていつつ、愛着が湧いてしまったため4株も残してしまいます。

すでに愛着が湧いており抜けません この子達

数日後にはさらに成長した葉っぱたち。
すでに産みの親の制御が効かないモンスターと化しています。
互いの葉っぱが影になる悪循環。朝晩で植木鉢ごと日当たりの良いところに移動させたり、
向きを変えて平等に当たるようにしてなんとかカバーします。

ぐんぐん伸びていきます。もしゃもしゃです。

このころはよく液体肥料を注入しました。水を撒くのと一緒に栄養補給をさせれるので固形の肥料よりも手間がかかりませんでした。

11月 根っこが大きくなってくる

10月の大成長期を終えると少し落ち着いてくるようで、あまり目に見えた変化はありません。
ただ、少しずつですが根元が太くなってきています。

ここから劇的に大きくなってくるのかな?と思っていたのですが、成長が地味です。
肥料を入れたり色々やっていのですが、あまり大きくなりません。
やはりスペースの問題で失敗しているのではないかと後悔をしてしまいます。
このころになると葉っぱを虫に食べられる被害が出てきました。
毛虫のほかにバッタとかいろいろやってくるので、駆除のために薬を吹き付けたりして防御します。

12月初旬 いよいよ収穫

12月に入ると葉っぱに力がなくなってきます。
根っこの成長もあまりですし、葉っぱに虫の卵らしきものも産み付けられだしたので、大きなものから収穫を開始します。

根っこの付け根を持って引っこ抜くと結構あっさりと抜けてくれます。
近所の5歳児でも片手で引っこ抜けるぐらいの大きさです。

抜いてみると大根というよりは人参と言った方がいいようなサイズ。
長さ15センチ、太さ3,4センチといったところでしょうか。

大根??・・・人参??

30㎝定規で計れちゃいます

サイズ的にはイマイチ想像とは違いましたが、形としてはまずまずの出来です。
その後食べてみましたが、小さいせいかちょっと苦みが強かったので、大根おろしやサラダは無理そうでしたが、煮物やみそ汁の具としては十分使えました。

育てた感想ですが、とにかく育てるのが楽です!
最後の方で若干虫の害に合いましたが、食べる部分には被害はなくてきれいなものです。
大根は本当に強くて育てやすいらしく、いろいろ調べてみると小型のプランターやペットボトルなんかでも大丈夫なんだそうです。

自分で育てる野菜は愛着も湧きますのでいいですよね。
唯一水やりが面倒なのですが、世の中便利なもので『自動水やり機』なるものも売っているそうです。これからもいろいろな野菜にチャレンジしてみようと思います。


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