こんにちは。かめたろうです。
今回はちょっと変わった露天風呂がたのしめる温泉をご紹介します。
まさに秘湯!飛騨の山奥に湧くエメラルドグリーンの温泉
『焼岳温泉(やけだけおんせん)』と聞いてもピンとこない人が多いと思いますが、奥飛騨温泉郷の一角にある温泉です。
場所的には平湯・新平湯温泉に近く、奥飛騨温泉の中でも高山市から約1時間と距離的には一番手前の温泉になります。
(正確には民宿とかあるかもしれないですが知りません)
温泉そのものは大昔から湧いていたそうですが、旅館自体は私が旅行会社に入社してから建っているはずなので、20年ぐらいの歴史の浅い宿にはなります。
温泉に入ってまず驚くのはその色です。
その名も『うぐいすの湯』という名前のお風呂ですが、国内唯一の超深層水温泉とのこと。
要するにとっても深い地層から湧き出る温泉で、ビタミン・ミネラルがとても豊富。
お湯に含まれるミネラルが緑の色彩を出しているそうです。
夜はライトアップされるのですが、とても幻想的な風景が楽しめます。
なんと混浴で楽しめる温泉です!
この旅館は色々特徴があるのですが、何といっても『うぐいすの湯』は混浴なんです。
内風呂から露天風呂のエリアは大変広く、男女別々に複数のお風呂があります。
男女エリアの一番奥に『うぐいすの湯』へ続く入口があり、ここが混浴エリアになります。お昼の12時から夜の10時までと朝の6時から9時まではが混浴で、あとの時間帯は女性専用です。
混浴エリアに入る場合は必ず『湯あみ着』を着用します。
湯あみ着を着ていないと入ることはできませんので、そんなに違和感はありません。
なんと女性は安心の肩紐までついたワンピースタイプを採用しています!
仕事柄でいろんな温泉へ行きますが、混浴がある旅館は相当めずらしいです。
カップルでいくとドキドキシチュエーションですね♡
お料理は囲炉裏を囲んでいただきます
食事会場にも特徴があります。売り物は『囲炉裏宴会』です。
食事処には囲炉裏が準備されており、せいろ蒸しや焼き物をたのしめます。
囲炉裏と言っても本当に炭を燃やしている訳ではなくガスなのですが、秘湯の雰囲気をあいまって中々いい感じでお食事を楽しめます。
長野や岐阜の旅館では囲炉裏の食事処を持っているところは結構多いのですが、これだけ大規模な会場を持っているのはたぶん焼岳だけなんじゃないかな??
お肉や山菜中心のお料理で日本酒とか焼酎で味わいたくなる雰囲気です。
玄関先に電車??生け簀にはチョウザメ??
焼岳に到着すると玄関先に電車が止まっています。
実はこれはカラオケボックスで、車両がいくつかの個室に分かれていて二時間で使うことが出来ます。運転席にも入れるのでお子さんが運転手ゴッコで遊ぶこともできます。
また、ホテルからちょっと歩くとコテージタイプの『朧』という宿泊施設があります。
ホテルよりもさらに落ち着いた雰囲気の合掌造りの建物で、全室露天風呂付8室の高級感のある宿泊施設です。食事会場も全部個室で準備されているのでコロナ禍の今にピッタリのお宿かもしれません。
そのほかにも非常時多角経営をしている旅館で、玄関前に水槽があり、チョウザメを育てています。
本格的な養殖場は他の場所にあるそうなのですが、飛騨の温泉と水で育てた『キャビア』を売り出しています。
同じように『スッポン』の養殖や、飛騨の天然水で作った化粧水を販売したりと、〝本業は大丈夫か!!〟と疑いたくなるような手広いビジネスをしておられるようです。
スッポンや天然水は通販でもありましたので、よかったら試してみては??
山奥の面白い宿です。ペットが泊まれて温泉に入れる施設もあるので、雪が溶けたらぜひご家族でどうでしょう。
コメント
うぐいすの湯化粧水を以前愛用していました!
冬の奥飛騨ガーデンホテル焼岳に宿泊した時にGETしたものです
お肌の調子がとてもよかったので、次回も購入してみようと思います♪