和倉温泉なら『加賀屋』よりも『のと楽』のほうが好きです

旅行・グルメ

こんにちは。かめたろうです。
石川県能登半島で好きな旅館は『のと楽』です。

コスパ重視なら『のと楽』がいいのでは??

同じ和倉温泉にもいくつか旅館がありますが、加賀屋グループの旅館以外で私が押すのは日本の宿 のと楽です。

和倉温泉では玄関口にある旅館で、規模的には加賀屋の半分程度ですが、二次会場や宴会場、大浴場などの施設面では劣らないと思います。
基本的には和風旅館で、のと楽本体のお部屋は和室ですが、敷地内に『ガーデン能登屋』というオリエンタルテイストの洋室ホテルと、『ホテル能登倶楽部』という洋室ホテルがあり、ベットタイプのお部屋がいいというはこちらを選択しても、のと楽本体のパブリックスペースやお風呂は利用することができます。

和倉温泉
露天風呂


特に夫婦やカップルでいく場合、和風の温泉旅館に泊まるとどうしても大きな和室を2名で利用することになり、宿泊代金は割高になってしまいますが、もとから洋室の設定(2名1室の設定)があるので、温泉とは言えかなりリーズナブルに宿泊をすることが可能です。
本格的な温泉旅館でこれほど洋室をたくさん持っている旅館もめずらしく、とてもコスパに優れていると感じます。

女性同士やお1人様でも楽しめる宿

くりかえしになりますが、和風旅館は少人数の宿泊者には割高です。
旅館には〝定員〟という考え方があります。一般的に和室の10畳客室であれば、2畳で1名が寝れると考えるので、10畳÷2畳=5名定員という計算をします。(最近はちょっと緩くなってきていますが基本は変わらないと思います)
定員から人数が減っていくたびに1人当たりの金額は上乗せされていきます。
仮に5名定員で、1人が1泊夕朝食付きで15,000円という旅館があったとすれば、おそらく2名利用だと20,000円~25,000円という設定になってくると思います。
平日など閑散期にはそこまで高くはならないと思いますが、土日や夏休み・お正月などの期間はかなり割高な設定になります。
こう考えると、最初から洋室の設定を沢山持っている旅館は非常に貴重で、少人数で温泉旅行を楽しみたいというニーズには非常に合致しているのではないでしょうか。

客室タイプも豊富で、ダブルベットルームからなんとシングルルームまで準備されているので、
お一人様の設定もできるという珍しい旅館です。

天蓋&マッサージチェア付ダブルルーム
ダブルベットルーム
シングルルーム
なんとシングルルームもあります

加賀屋は本当にいい旅館??

石川県・和倉温泉の代名詞といえば『加賀屋』です。
プロが選ぶ旅館百選で総合1位を何度も受賞する超有名旅館。日本を代表する旅館で間違いはありません。豪華な客室、デパートかと思うぐらいに広い館内。劇場では宝塚ばりの歌劇団が踊り歌い、
喫茶コーナーは待ち時間が出るほどの盛況。
ただ、ひとつ思うのです。『加賀屋』って本当に全てが『良い』のでしょうか。
確かに加賀屋の最高ランクの客室カテゴリーである『浜離宮』や『雪月花』、その次のランクである『能登渚亭』あたりに泊まれば客室のレベルは申し分なく、お料理の使う器すら厳選された内容になります。
ただし、スタンダードカテゴリーである『能登客殿』『能登本陣』は、私の主観では客室自体は並みの旅館です。現在は客室の改装も進んでいると思いますが、少なくとも数年前は水回り施設は古く、中には古い和式トイレの客室もありました。
繰り返しますが、パブリックスペースは確かに高レベルです。ただし、探せば同等レベルの設備を持つ旅館はたくさんあると思います。
批判をしているわけではないのですが、『和倉温泉』=『加賀屋』という風潮は間違いなくあるので、ちょっと逆らってみたくなったのです。

日本の宿 のと楽

とてもいい旅館だと思いますが、改善をされていなければ男性の露天風呂で海に向かって仁王立ちしていると、ロビーラウンジの一部からちょっと見えてしまうというご愛嬌があったはずです。
女性は見えませんからご心配なく(笑)

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