西伊豆に行くなら駿河湾フェリーがいい!乗船のメリットと西伊豆の魅力

旅行・グルメ

こんにちは。かめたろうです。
今回は大阪・名古屋方面から伊豆半島の西岸。いわゆる「西伊豆」に行く際に
おすすめの移動手段と西伊豆の魅力をご紹介します。

駿河湾フェリーで移動時間と体力を節約

大阪・名古屋方面から伊豆へのアクセスは東名自動車道または新東名を利用します。
東名自動車道は東海道の景観で有名な富士山や太平洋の景色を眺めながら。
新東名は特色のあるサービスエリアを巡りながらと楽しみも多いのですが、
ドライバーにとっては楽しいながらも長旅です。
そんな道中に片道だけでも挟むと楽しいのが、静岡の清水港から西伊豆の土肥港まで
の区間を約70分で運行する「駿河湾フェリー」です。

駿河湾フェリー公式ホームページより引用

上の写真の通り、まず一つ目のポイントは道中の景色。海の上から見る富士山という
素晴らしい景観が楽しめます。

2つめは時間と体力の節約。清水から土肥まで陸路を使うとGoogleマップ等で検索だと
約90~100分で出てきますが、実際に走ると伊豆半島へ入ってからは一本道と
クネクネ道が続きます。(伊豆は山道だらけです)
実際は150分以上はかかるはず。山道のクネクネカーブも連続はストレスです。
ドライバーの立場からすれば、70分間仮眠も取れて景色も楽しめるのはうれしい。
フェリーの中では売店で温かい食事やお酒の提供もあるので、同乗者は景色を見ながら
酒盛りも楽しめますね。
乗船したらおすすめは運賃プラス500円で利用できる特別室。
6,000円の貸切特別室もありますが、まあ特別室で十分です。
船の上部デッキにあるゆったりとした100席程度のソファーと専用の船外デッキが
ありますが、いつも利用者がほとんどいません。
シーズンともなると下部のデッキは満員になりますが、特別室はガラガラという
こともありますので、ぜひ利用してください。
ちなみに旅行会社の添乗員とバスの乗務員は特別室のチケットがもらえました。
入ってみたら添乗員と運転手しかいないという日もありましたよ(笑)

もちろんフェリー乗船ですので、6m未満の普通車で6,300円(運転手運賃含む)と
同乗者は1名あたり2,300円の乗船料が必要ですが、道中の片道だけでも利用すると
旅に幅が出ると思います。
旅行会社では割引のチケットもありますし、西伊豆の旅館に泊まれば、宿泊に乗船料を
込みにしたプランや乗船料が無料になるキャンペーンをしていることもあります。

たとえば次の章でご紹介しますが、西伊豆・堂ヶ島温泉の堂ヶ島ニュー銀水なんかはよく企画をやっているので覗いてみたください。

観光スポット充実 西伊豆エリアは夕日を楽しむ

西伊豆に到着するとまず近くにあるのは「土肥金山」。江戸時代には佐渡に次ぐ金の産出量を誇った金山で、現在でも砂金取り体験をすることができます。
土肥港から南に下ると堂ヶ島エリア。
堂ヶ島エリアでは波の浸食によってできた海岸線の風景が自慢で、島巡りをする観光船や
シーカヤックを使ったツアーも企画されており、アウトドアスポーツも楽しめます。
夏はもちろん海水浴場もあり、宇久須ビーチや浮島海岸は海水浴客でにぎわいます。
また、堂ヶ島は俳優の加山雄三さんが愛した土地としても有名で、「加山雄三ミュージアム」では本人寄贈のグッズも見学することができます。

西伊豆の魅力はなんといっても夕日です。地区としても「夕日の街」として売り出しており、駿河湾に沈む夕日は絶景です。
鑑賞スポットとしては、クリスタルビーチなど各海岸や黄金崎など様々あります。

個人的に一番のおすすめは堂ヶ島ニュー銀水のラウンジからの景色です。
堂ヶ島ニュー銀水ホームページより引用

上の写真はホテルホームページより引用していますが、ラウンジからの景色もこんなイメージ。
夕日の時間には無料でワインの提供もあり、くつろいだ雰囲気で景色を楽しめます。
伊豆半島でも有数の景観を誇る旅館だと思いますし、お値段もリーズナブルで設備も立派です。
夕日込みでなら泊まる価値のある旅館だと思いますので、ぜひ一度試してみてください。

西伊豆の美しい海の沈められた新名物「海底熟成ワイン」

もともと海が財産の伊豆ですので、西伊豆も当然海産物が売りなのですが、ほかにコレといった名産品がありませんでした。
そんな中、西伊豆の活性化を目的に立ち上げられたのがVOYAGEのワインプロジェクト。
2018年からスタートし、西伊豆の海底に半年間ワインを眠らせ熟成させるというもの。

西伊豆の海底15メートルは紫外線が届かず、海水温が15度~19度と一定のため、ワインが熟成するのに最適な環境となり、また、海中の微振動により、通常の環境下で保管するよりも熟成が進んでまろやかなになるそうです。
またワインボトルには、貝や藻が自然と付着し、まるで海底の難破船から引き揚げたような質感のボトルが人気です。

海底熟成ワイン
ブランド名は西伊豆海底熟成ワイン 「VOYAGE(ヴォヤージ)」として展開しています。

通販サイトもありますし、楽天やアマゾンでも買えます。
企画には地元の漁協や沢山のダイバーが参加協力した一品とのこと。
西伊豆の新名物として一度試してみてはいかがでしょうか。

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