こんにちは。かめたろうです。
最近SDGsを勉強する中で食品ロス削減の取組ができるサイトを見つけたのでご紹介します。
オンラインプラットフォーム『ロスオフ』
ロスオフとは全国の在庫を抱える生産者、卸業者、小売業者、誰でも商品を出品できるオンラインプラットフォームで、 賞味期限目前や大量在庫で余ってしまいそうな商品を販売・購入できるサービスです。トップ画面はこんな感じです。取り扱う商品は食料品・生鮮食品がメインですが、生花やベビーグッズもあり相当に幅が広いです。私が見たのは母の日直前でしたので、カーネーションが大量に販売されてしました。
いわゆる日本人的な「もったいない」精神で運営されているサイトだと思います。よくスーパーマーケットで買い物をしているとタイムサービスで安くなったり、賞味期限が近付いて割引された商品を購入したことはないでしょうか。そんなイメージのサービスです。
通常の価格から20~30%OFFは当たり前、中には50%以上OFF商品もあります。
また、在庫整理の関係で通常は出回らない商品や過去に限定販売された商品の在庫が販売されていたりと珍しいものにも出会えます。
以前は“在庫ロス掲示板”という名称で運営されていました。
下の広告から入れますので、一度のぞいてみてください。
ロスオフの使い方 決済方法により買い方が異なる
ロスオフへは全国の生産者や小売業者が出品しています。出品者の登録は基本的には無料。
ロスオフ内の決済システムを利用して販売した場合のみ、決済手数料が発生しますが、販売価格の8.8%と非常に低料金。この8.8%にはクレジットカード手数料3.6%も含まれるそうなので、実質ロスオフへの支払いは4.4%ですからAmazonや楽天市場へ出品するよりも割安だと思います。
購入側も特に面倒な登録は不要。普通の通販サイトと同様にお買い物ができるのですが、それぞれの出品者の出品方法が2つに分かれており、それにより決済が異なります。
一つ目は前述の通り、ロスオフの決済システムを使って決済を行う場合。これはそのままの意味でロスオフ上でクレジットカード決済を行う方法。
もうひとつは出品者が自社の販売サイトや楽天市場・Amazonなどの販売プラットフォームへ誘導して商品を販売する方法。
購入者としては一度ロスオフから販売先のサイトに飛び、そのサイトの決済方法で購入することになります。
このように他のサイトに誘導する方法だとなんと出品者の掲載費用は無料だそうです。どちらにしても通販に慣れた方なら違和感なく購入ができると思いますし、もし誘導された先のサイトが楽天リーベイツに登録されていたりすれば楽天ポイントの獲得なんかもできてお得なチャンスが広がるかもしれませんね。
SDGs達成目標12 『つくる責任・つかう責任』
国連が定める持続可能な達成目標、いわゆるSDGsの目標の一つに『つくる責任・つかう責任』があります。この中に食品ロスの削減がターゲットとして設定されています。
日本の食品ロスは非常に大きく、2016年のデータに基づく農林水産省の試算によると、食品ロスは年間で643万トンに上り、その中でも売れ残りの食品の食べ残し、規格外品、返品などによる廃棄が362万トンと半分を占めます。(残り半分は家庭での食べ残しです)
昨今の食品ロス削減の取組として、もちろん家庭での食べ残しをなくすのと共に、このようなサイトでほしいものをお得に買って貢献ができるなら素敵なのではないでしょうか。
また最近のコロナ禍で旅行需要の大幅な減少で、全国のお土産物が大量廃棄されているそうです。
美味しいのもをお取り寄せして日本が元気になれば嬉しいですよね。
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