こんにちは。かめたろうです。
あまり有名な温泉ではありませんが、行ってみたら意外と満足度が高い〝吉良温泉〟をご紹介します。
私は山の温泉より海の温泉派です
緊急事態宣言も解除され、これからまずは県内の観光補助が始まると思います。
私の住む愛知県はあまり温泉が多くないのですが、特に東部の三河湾周辺にはいくつか温泉が湧いています。
私が温泉地を選ぶ基準として、どちらかというと山間部の温泉よりも海側の温泉を選ぶ傾向にあります。
①海側の方が大体景色がよい
②海産物の新鮮さが違う
③ぬるぬるした泉質の温泉がきらい
景色についてはそのままの理由で、大体海側はオーシャンビューになっています。
また海産物については、現代の流通・冷凍技術からして山の中でも鮮度のいいお刺身を食べれるし、山菜や川魚もいいのですが、やっぱり温泉旅館の夕食と言えば豪華なお刺身がいいと頑なに思っているから。③のぬるぬるしたアルカリ性泉質は山側の温泉に多いのですが、酔っぱらって温泉に入るとぬるぬる泉質は危険という自己防衛の理由です。
以上の身勝手な理由から私ならこの温泉を選びます。
三河のワイキキビーチ
三河に数多く温泉はあります。蒲郡温泉・三谷(みや)温泉・西浦温泉・形原温泉。
どこもいい温泉なのですが、私がコスト面と上の3つの条件から選ぶなら西尾市にある『吉良温泉』です。
三河のワイキキビーチという名称で売り出されている海岸線に広がる温泉街で、夏は温泉と海水浴が楽しめます。和歌山県の白浜温泉に似ているかな。
ここには大きな旅館が3つほどと民宿がいくつかあるようですが、どの旅館も大変お値打ちです。
感覚的な相場ですが、例えば同じ三河の蒲郡や三谷温泉に比べると1割から大きいときは2割ぐらい宿泊料金が違うことがあります。
その割には特に海鮮が豪華に出てくる印象があり、仕事でも『予算がない』『お料理は豪華に』という矛盾した要求をしてくるお客さんに何度か紹介していますが、感想は大体『思ったよりずっと良かったよ』と言われるので、客観的にもおすすめできます。
底値は8,000円で1泊2食付きって感じでしょうか。
但し、お値打ちなのにはある程度理由があります。
かつては温泉偽装問題で有名に
吉良温泉はかつて『温泉偽装』を行っていました。
1993年頃に温泉が枯渇したのですが、無色・無味無臭の温泉だったため、旅館では(すべての旅館ではないと思います)井戸水や水道水を沸かして天然温泉と偽って営業をしていたのが2003年に発覚し、大変な信用問題になりました。
ちょうどこの当時は長野県の白骨温泉も入浴剤をお湯に混ぜて偽装していたのが発覚したころ。
偽装がばれる前の天狗状態の白骨温泉は上から目線で電話をするのも嫌でした。当時は『ざまあみろ!』と思ったことを覚えています。若かった・・・
話がそれましたが、当然お客さんは減ります。
加えてもともともと鉄道のアクセスも悪く、近郊の観光地に行くには車に頼るしかない立地もあり、
一時は相当に客足が途絶えたそうです。
ただ、その期間も誠実に対応し、お料理の内容強化などを行ったため、決定的に客離れはなかったようですし、安心して紹介できる温泉になりました。
今では新しい温泉も掘り当てて、基準をクリアした温泉街となっています。
(ただし、一部旅館は温泉ではありません。ちゃんとそのように表示して営業していますよ)
私がよく使うのは以下の3件の旅館です。
用途に合わせてぜひ行ってみてください。
コメント