京都で天然温泉を楽しむなら湯の花温泉「松園荘 保津川亭」

こんにちは。かめたろうです。
京都に行くときに悩むのが温泉との両立です。

京都市内には天然温泉がないという現実

旅先で宿泊施設を探すときにせっかくなら温泉も楽しみたいのが日本人の人情ですよね。
明確に温泉地を目指す旅行ではなく、観光メインでもせっかくなら温泉がいいです。
日本有数の観光都市、京都に行くときもせっかくなら温泉をリクエストされる方が多いのですが、残念ながら京都〝市内〟には温泉はありません。
ビジネスホテルに温泉が付いていたするパターンが最近は増えているので、まったくないというわけではないかもしれませんが、なかなか条件に合いません。
また、京都市内の温泉ではない旅館に１泊すると大浴場はあっても温泉ではないことと、運が悪ければ修学旅行の軍団に遭遇して大変にぎやかになってしまいます。
そこで登場するのが、京都の奥座敷・湯の花温泉です。

京都市内から1時間。最短距離の温泉場

湯の花温泉は京都市内から車で1時間程度。約7㎞の距離にある山間の温泉地。
関西地方以外ではあまり知られていない温泉地かもしれません。戦国武将が刀傷を癒しに訪れたと言われている歴史ある名湯。昔、鬼退治に使われた不思議な霊力がある「桜石」は天然記念物。その時に鬼が泣いて涙が溜まり、湯の花温泉になったとのこと。
温泉としてはアルカリ性低温泉ということで、入ってみた感想では温泉としては温度がちょっとぬるいかなという気がします。
山間の温泉地ということで正直景色はまったく期待ができません。
ただし京都市内から7㎞という立地だけに、舞妓さんや芸妓さんも来てくれます。
お料理も京都から近いということで、夏は関西らしく「はも料理」や冬は山間らしい名物の「ぼたん鍋」も人気があります。

観光地としては『嵯峨観光鉄道』いわゆるトロッコ列車の終点である亀岡駅がすぐ近く。
また、人気の舟下り『保津川下り』の出発地点もすぐそばにあるので、行きはトロッコ列車で渓流美を満喫し、帰りは川下りのスリルと船頭さんの軽妙なトークを楽しむプランがおすすめです。

松園荘 保津川亭がおすすめ

湯の花温泉には数件旅館があります。中には静かな山間の雰囲気を楽しみにしているため、お子様連れはお断りという旅館もありますが、

大浴場や露天風呂は男女合わせて8種類のお湯が楽しめます。もちろん、売店やラウンジなどの設備がしっかりしています。

前にも書きましたが、山間の温泉なので回りに何にもありません！なので館内の設備がしっかりしていないと、いくら温泉を楽しむといってもちょっと暇になりそうな感じなので、パブリックスペースの充実は大事だと思います。
もうひとつのポイントは部屋タイプの豊富さです。
スタンダードな和室はもちろん、ベッドタイプのお部屋や露天風呂付の客室など種類が豊富で、利用するスタイルに合わせて選ぶことができます。
特にコロナ禍ですので、できるだけほかのお客さんとの接触を避けたいという方は露天風呂付客室でお部屋食というぜいたくなプランも可能なのが魅力です。
女将のこだわりなのか、館内を彩るお花はすべて生花を利用しているとのこと。
温泉とお花の香り漂う山間の温泉で、森林浴を楽しんではいかがでしょうか。