こんにちは。かめたろうです。
旅行会社勤続20年以上の私が行ってよかった。プライベードでも行きたいと思った観光地やお店・旅館をご紹介します。第2回は福岡県博多の料亭・稚加榮さんです。
博多グルメは何を選ぶか。噂に聞いたお店に行ってみた
九州最大の繁華街・博多での夕食。
たまの出張で出かけて1泊なんて時は何を食べるか迷いますよね。
水炊き、もつ鍋、豚骨ラーメン、鉄鍋ぎょうざに明太子。どれも食べたい。
もつ鍋と鉄鍋ぎょうざは2件目に取っておくとして、1件目はちょっといいお店に
行ってみたいものです。
博多には明太子の有名店が経営する料理屋さんがいくつかあるそうで、例えば
全国展開している中では「やまや」さんが有名です。
そんな明太子屋さんが母体で経営している料亭が今回ご紹介する「稚加榮」さんです。
以前から九州の某有名おトイレメーカーの支社長さんや私の勤めている会社の
福岡営業所の同僚に「博多でお客さんを連れていくならこの店はいい」と
聞いていましたし、実際に自分が旅行をプランニングして稚加榮で夕食を食べた
お客さんの感想も上々だったので、いつかは行きたいと思いながら機会を待っていました。
ちなみにこの稚加榮の由来は、「稚」すなわち幼く小さなことを「加」え重ねて、
「榮」えるという意味だそうです。
巨大生け簀にびっくりのカウンター席で海鮮を堪能
そんな中やっと九州に行く機会があり、早速突撃。
お店は繁華街・中洲から少し離れています。
地下鉄赤坂駅から徒歩5分程度。大名という地区にあります。
中洲からでも歩いて20分。タクシーで10分程度。
立派な門構えで、割烹料理店的な雰囲気のと高級料亭の入り口の2つに分かれています。
高級料亭のほうは中を見学させてもらうと個室から大広間まで
沢山のお部屋があり、とても豪華な印象で宴会やご接待などはこちらを
利用するそうです。
今回は割烹料理店的な雰囲気のお店に入ります。
おひとり様なので大丈夫かなと思っていたら、平日なのに相当混んでいて
カウンター席が1席しか開いていませんでしたが、何とか入店。
このカウンターがすごい!カウンターの内側に巨大な生け簀があり、料理人さんや
ご接待さんが歩き回っています。
まるで学校の25メートルプールを取り囲むようにカウンターがある感じ。
真ん中の生け簀だけではなく、お店の各所に生け簀があり、食用魚の水族館です。
カウンターの周りには小上がりの座敷席もいくつかあり、料亭と聞いてはいましたが、
庶民的な雰囲気でくつろげる感じです。
お料理はお店の奥のほうの調理場で作っているのですが、オープンキッチンなので
中の様子がよく見えます。
魚をさばいたり盛り付けたりする様子を見るのは楽しいものです。
今回は海鮮を堪能したかったので、イカと関あじを注文。
両方ともお刺身にしてもらいましたが、人気のメニューでイカは最後の一杯。
やはり予約をしてお魚もキープするのがいいようです。
注文をするとお店の料理人さんがタモを持って水槽へ。
活きのいい真っ白なイカとピカピカのアジを捕まえてさばいてくれます。
言うまでもなくおいしいです。
明太子のお店なのでやはり明太子料理を注文
焼酎とお刺身でほろほろになってきたところで明太子料理。
やはり明太子のブランド店ですので食べないわけにはいきません。
「明太子のだし巻き」を注文です。
アツアツのだし巻き卵の真ん中に明太子がたっぷり詰まった
ボリュームのある一品。火が通っているからかそれほど辛くもなく
いいお味でした。
今回は生け簀に圧倒されてしまい、いきなり海鮮を注文しましたが、
よくメニューを見ると「明太子の盛り合わせ」もあり、お刺身と
合わせて食べればより楽しめたと反省です。
今回は出張の1泊目であと1泊が大分の別府温泉でしたので、
お土産に明太子は買えませんでしたが、店頭で販売をしていました。
もちろんネット販売などもしているのですが、調べていてびっくりましたが、
福岡県の福智町という自治体のふるさと納税返礼品になっていました。
明太子の見た目はとても形が整っていてきれいです。
【ふるさと納税】G81-01 稚加榮 辛子明太子(化粧箱入り)222g
なぜ福智町の返礼品になっているのかわかりませんが、ほかのブランド明太子も
各市町村の返礼品になっているようで、ただ通販で買うよりはお得かもしれませんね。
コロナ禍により営業形態の変更やサービスの終了・変更がされているかもしれませんのでご注意ください。
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