こんにちは。かめたろうです。
今回は山梨県でおすすめの宿をご紹介します。
宿泊者リピート率は高いと評判の「ホテル鐘山苑」です。
富士山を望む抜群の眺望と大庭園
富士山周辺にはいくつかの温泉があります。有名なところだと河口湖温泉や春日居温泉あたりが出てきますが、富士山温泉はちょっと知名度が低め。むかしは「忍野温泉(おしのおんせん)」という名前で営業をしていましたが、しばらく前に富士山温泉に改名したようです。
近くには富士の湧き水として有名な『忍野八海』があり、湧水池に映る逆さ富士などの景色が楽しめます。また河口湖・富士急ハイランドまでは車で15分という好立地ですが、旅館自体は一軒しかない単独宿で、周りには森しかない立地です。
外の散策が出来ない分、旅館敷地内には1万坪を超える大庭園内には散策路や小川、茶店などが整備されており、夏はホタル観賞や花火も楽しめる素敵な空間になっています。
何と言っても最大の特徴は富士山の眺望です。
庭園だけでなく露天風呂からも富士山を間近に見ることができる景色は最高。
晴れていれば朝夕で全く表情の違う富士山を楽しむことができます。
(ただ富士山は晴天率が低いので運次第ですが)
大浴場は3箇所。趣の違う湯舟を楽しめる
館内には2か所の大浴場と足湯があります。
一番景色が良く新しい「露天風呂 富士山」は3段に連なった湯船から、さえぎるもののない眺望をゆったり温泉に浸かりながら満喫できます。
一番景色はいいのですが洗い場がないお風呂なので、2回目以降のお風呂がおすすめ。
男女入れ替え制なので利用の際はチェックが必要。
もう一つは「大浴場赤富士」
こちらにも露天風呂があり、富士山の景観をたのしめます。
内湯はジャグジーなどもあり、ゆっくりと旅の疲れを癒せます。
夕食後のお楽しみには太鼓ショー&ビンゴ大会
夕食後の8時ごろからロビーでは「霊峰太鼓ショー」が開催。ホテルの従業員が日ごろから練習を積んだ大太鼓を打ち鳴らす迫力あるショーです。
太鼓ショーのあとはビンゴ大会も開催され、フルーツ王国山梨らしく、果物のジュースや売店で販売しているお土産などが景品として当たります。
どちらも無料で参加できるので、食後の楽しみとして大人気です。
ちなみに太鼓ショーを実演する従業員さんには金額までは分かりませんが、1公演につきいくらかお手当てが出るそうで、従業員さんの良いバイトにもなっているようです。
変わった名物??アワビとマクラ
鐘山苑には名物が2つあります。
ひとつは夕食に出てくる『アワビステーキ』。
1人1人のお膳に陶板焼きで提供され、目の前で焼き上げます。
熱で苦しくなったアワビがくるくる動き出すのはかわいそうですが必見です。
身はステーキナイフでも簡単に切れるほど柔らかく仕上がります。おすすめの逸品です。
なぜ海のない山梨県でアワビ??と思うのですが、調べてみると山梨というか甲州では昔から「あわびの煮貝」が名物になっており、その流れでメニューに入っているのではないかと思います。
駿河湾からアワビを甲州まで運ぶ際に偶然醤油に漬かったアワビが出来上がり味が良かったから名物になったとか、武田信玄がアワビの栄養価に目をつけて陣中食として採用したとか諸説ありますが、美味しいものに理由は不要ですね。
もう一つの名物が「枕」です」。
「眠れる旅館の安眠枕」という名称で商品化しています。
高さが自由に調整できる作りになっており、適度な堅さもあり、私も使いましたが確かにいい枕だなと思いました。
なぜ枕??と思うのですが、これも地元の富士吉田市が寝具生産に力を入れているからのようです。
この枕はビンゴ大会の商品でも出てきます。確か1等だった気がします。
通販でも鐘山苑寝具は売っています。
色々趣向を凝らしたサービスを提供している旅館で、お客様のリピート率も高いです。
余談ですがこの旅館は旅行会社にとってはやりにくく、交渉のしにくい旅館です。
普通は1,000名規模の団体とかを送客すると割引交渉に応じてくれたり、1人1本ビールをつけたりカラオケの機械を無料で貸してくれるなどの特典交渉をするのですが、この旅館は一切応じてくれません。
そのぐらい自分たちのサービスに自信があるということでしょうね。
気になる方はぜひお出かけください。
〒403-0032 山梨県富士吉田市上吉田東9-1-18
(旧住所:上吉田6283)
[ 電話 ] 0555-22-3168(受付時間 9:00~18:00)[ FAX ] 0555-22-3935
コメント