再開されるGOTOトラベルで損をしない予約方法

旅行・グルメ

こんにちは。かめたろうです。
どうやら2022年2月あたりから中断をしていたGOTOトラベルキャンペーンが再開されそう。
でも前回とは背景が異なり、あまりお得にならないのではないかと心配しています。

前回となにが変わるのか?

前回のキャンペーンでは、宿泊1泊につき、最大で20,000円(代金値引き14,000円+地域共通クーポン6,000円の合計)というトンデモない割引でした。
結果として、普段は宿泊をためらうような高級なホテルや旅館から予約が埋まり、安価なビジネスホテルや民宿・ペンションなどはキャンペーンに参加をしても集客ができないという批判を浴びました。
また、ネットからの予約がほぼ8割を占める事態となり、リアルな旅行会社や宿への直接予約の枠がなくなってしまい、結果アナログ世代の利用が少なかったのではないかとも言われています。

再開されるキャンペーンでは平日・休日の割引率に格差をつけ、最大でも1泊につき10,000円(代金値引き7,000円+地域共通クーポン3,000円)が上限ではないかと言われています。
コロナの感染状況によりますが、前回よりは金額を抑え気味であることと、実施時期が2月から夏休み前の6月まで。もしかしたらゴールデンウィークは割引適応外かも・・・ということもあり、それほど加熱した盛り上がりはないのかもしれません。
それでも旅行会社にとっては恵みの雨のキャンペーン。
ですが、いち消費者としてとらえると心配事があります。
それは『ダイナミックパッケージ』の浸透です。

ダイナミックパッケージの浸透で値段が上がる

ダイナミックプライシング(Dynamic Pricing)とは、商品・サービスの提供価格を需要と供給などの状況に合わせて変動させることをいいます。
この考え方が旅行業界に急速に浸透をしつつあります。
つまり、空いている日は値段を下げ、混んでいる日は値段を上げるという考え方です。
もともと航空会社から取り組んできており、全日空やJALは2022年3月で通常のパッケージツアー(あらかじめ出発日ごとに旅行代金が設定されたツアー)販売を終了し、その時の時価で販売する『ダイナミックパッケージ』に完全移行をします。

詳しくは以前ブロクで記事を書いてますので読んでみてください。
↓↓↓

ダイナミックパッケージで旅行どう変わるのか??

宿泊業界でもこの考え方が浸透しつつあり、有名なところではアパホテルグループやマイステイズホテルがこの方法を採用しています。
つまりGOTOで割引されても、その分値段が上がっていたら消費者が支払う宿泊費用は変わらないということです。
それほど極端な値段のつり上げは政府が許さないとは思いますが、ある程度底上げした値段で設定をしてくる宿泊施設は必ず現れます。
私の実体験では愛媛県の松山市でホテルを手配したとき、コンサートやスポーツの大会の開催がが重なっていた日だったので空室がまったくなく、マイステイズ松山でツインルームを予約したら、普段は10,000円そこそこの宿泊代金が24,000円に跳ね上がっていたことがあります。

対抗手段はリアル旅行会社の在庫狙い

もちろん空室が多い日ならこんな心配はしなくていいのかもしれませんが、ある程度込み合う金・土・日の宿泊は心配です。
こんな時におすすめの対抗手段は、ある程度大手の旅行会社が持っている『宿泊在庫』と呼ばれるものを活用することです。
宿泊在庫とは旅行会社がホテルや旅館から部屋の枠をもらって自社の持ち分として販売すること。
この宿泊在庫はあらかじめ年間で値段を細かく設定しているので、ダイナミックパッケージの考え方による時価での価格変動がありません。
また、在庫が切れてもホテル・旅館側で部屋が空いており、それを充当できるならあらかじめ決められた金額で利用ができます。
いちばん沢山在庫を持っているのはJTBだと思いますが、ほかの旅行会社もパンフレットを作っている旅行会社なら在庫を持っています。(ネット上でも料金カレンダーがあればOK)
ネット系のじゃらんや楽天トラベルは自社で在庫ではなく、各ホテルや旅館が価格設定しているので価格変動がありますが、リアルの旅行会社はそれが出来ないので、どんなに混んでいる日でもパンフレットの価格表の金額で販売するしかありません。
旅行に行きたい日が混んでいて、ネットで調べても価格が高い!ということがあったら、リアルな旅行会社のパンフレットを見てみたらいかがでしょうか。
もしかしたら掘り出し物があるかもですよ!!

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